関空快速は、関西国際空港から大阪へ向かうJRの快速列車である。万博会場への乗換駅である弁天町や、USJへの乗換駅である西九条も経由する。特急「はるか」より時間はかかるが、ほとんどの主要スポットへ1回以内の乗り換えで行ける便利な列車だ。 --- Kansai…
「スカイライナー」は、1978年の成田国際空港の開港に合わせて走りはじめた、京成電鉄の空港アクセス列車である。 京成には「特急」と名のつく列車が4種類(特急、アクセス特急、快速特急、通勤特急)走っているが、これらはすべて運賃だけで乗れる一般列車…
「ひだ」は、名古屋と高山・富山をむすぶJRの特急列車である。特急ひだに大きな荷物を乗せるかたに向けて、荷物置き場などの状況をまとめる。 --- 特急ひだに使用されるのは「HC85系」とよばれる、電気がないところでも走れるハイブリッド車両だ。2022年にデ…
「しまかぜ」は、2013年にデビューした近鉄の特急列車である。先細りが見えはじめた伊勢への観光輸送を盛り返すために多くの新機軸(プレミアムシート、カフェテリア、ロッカーなど)が導入され、やがて登場する新型名阪特急「ひのとり」のベースにもなった…
小田急60000形(通称:Multi Super Express)は、2008年にデビューしたロマンスカー車両である。北千住発着の「メトロはこね」や御殿場行きの「ふじさん」にも使用される、その名のとおりマルチな活躍のできる車両だ。MSEに大型スーツケースを載せるかたに向…
「しなの」は、名古屋と長野をむすぶJRの特急列車である。特急しなのに大きな荷物を載せるかたに向けて、荷物置き場などの状況をまとめる。 取りあげるのは「383系」とよばれる車両である。名古屋駅の近くでよく見るオレンジ色の車両の1つで、特急しなのの全…
「成田エクスプレス」は、新宿や大船など首都圏の主要駅に発着し、東京駅を通って成田空港までをむすぶJRの特急列車である。成田エクスプレスにスーツケースなど大きな荷物を載せるかたに向けて、荷物置き場の状況をまとめる。 現在の成田エクスプレスの車両…
※この記事は、2021年2月26日に公開した「北陸・上越新幹線(E7系)の荷物置き場について」の内容を部分的に移して再構成したものです。 北陸新幹線「かがやき」「つるぎ」「はくたか」「あさま」、上越新幹線「とき」「たにがわ」の車両(E7系)では、敦賀・…
「スーパーはくと」は京都から大阪を経由し、鳥取・倉吉をむすぶJRと智頭急行の特急列車である。スーパーはくとに大きな荷物を載せるかたに向けて、荷物置き場などの状況をまとめる。 スーパーはくとに使われるのは「HOT7000系」とよばれる智頭急行(第三セ…
「サフィール踊り子」は、東京と伊豆をむすぶJRの特急列車である。専用の車両「E261系」が使用され、毎日1往復(+臨時で1往復の計2往復)が運転されている。サフィール踊り子に大きな荷物を載せるかたに向けて、荷物置き場などの状況をまとめる。 E261系は8…
難波と関西空港をむすぶ南海電鉄の特急「ラピート」には、客室の中にラック式の荷物置き場がある。 --- 'Rapi:t' is one of the fastest vehicles which connect downtown Osaka and Kansai International Airport. It has been launched according to the o…
東北新幹線には、東京と青森や北海道をむすぶ「はやぶさ」をはじめ、秋田へ向かう「こまち」、地域輸送がメインの「やまびこ」「なすの」など、さまざまな列車が走っている。 このうち、おもになすの号で使用され、東京〜郡山で見かける機会の多い車両「E2系…
寝台特急「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」には、全部で以下の5種類の個室がある。 シングルデラックス サンライズツイン シングルツイン シングル ソロ このうち純粋な1人用個室は「シングルデラックス」「シングル」「ソロ」の3つだ(シングルツインは…
「はるか」は、1994年の関西国際空港の開港に合わせてデビューしたJRの特急列車で、おもに京都・新大阪と関西空港をむすんでいる。特急はるかに大きな荷物を載せるかたに向けて、荷物置き場などの状況をまとめる。 特急はるかには各号車にラック式の荷物置き…
「アーバンライナー」は、大阪のミナミの繁華街・難波と名古屋をすばやくむすぶため、1988年にデビューした近鉄の特急車両である。 いまは新型車両にフラッグシップの座をゆずり、アーバンライナーは停車駅が増えてスピードは少し落ちた。それでもアーバンラ…
サンライズ号は、いまや日本でただ1つになった寝台特急列車である。東京と高松をむすぶ「サンライズ瀬戸」と、東京と出雲市をむすぶ「サンライズ出雲」の2種類があり、東京〜岡山では連結されて1つの列車として走る。「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」の…
JR東日本では2010年、グリーン車よりさらにグレードの高い客室「グランクラス」の導入を決め、2011年に東北新幹線で営業運転をスタートさせた。定員を18人までしぼった客室、バックシェルつき座席の採用などで、これまでの新幹線には(個室以外では)なかっ…
「マリンライナー」は、岡山と香川県の高松をむすぶJRの快速列車である。マリンライナーのグリーン席と普通車指定席の荷物置き場の状況を紹介する。 マリンライナーは特急ではないので、運賃のみで乗ることができる。しかし高松方の先頭車(1号車)だけは、…
近鉄の新型名阪特急「ひのとり」に初めて乗車した。 大阪〜名古屋で新幹線と競合していることもあり、昔から完成度の高い車両を投入してくる近鉄こと近畿日本鉄道。「ひのとり」ではすべての座席にバックシェルがあり、後ろの人を気にせずリクライニングでき…
北陸新幹線「かがやき」「はくたか」、上越新幹線「とき」「たにがわ」などに使われる車両(E7系)には、客室の中にラック式の荷物置き場がある。 E7系は北陸新幹線の金沢延伸に先立って、2014年3月に東京と長野をむすぶ「あさま」でデビューした車両である…
最近の新幹線や特急列車では、インバウンドの追い風を受けて荷物置き場の整備がすすみ、スーツケースなど大きな荷物を持ち込みやすくなった。多くの人が利用する東海道・山陽新幹線も例外ではなく、「特大荷物スペースつき座席」(2020年5月〜)や「荷物コー…