2021-01-01から1年間の記事一覧
「はるか」は、1994年の関西国際空港の開港に合わせてデビューしたJRの特急列車で、おもに京都・新大阪と関西空港をむすんでいる。特急はるかに大きな荷物を載せるかたに向けて、荷物置き場などの状況をまとめる。 特急はるかには各号車にラック式の荷物置き…
「アーバンライナー」は、大阪のミナミの繁華街・難波と名古屋をすばやくむすぶため、1988年にデビューした近鉄の特急車両である。 いまは新型車両にフラッグシップの座をゆずり、アーバンライナーは停車駅が増えてスピードは少し落ちた。それでもアーバンラ…
サンライズ号は、いまや日本でただ1つになった寝台特急列車である。東京と高松をむすぶ「サンライズ瀬戸」と、東京と出雲市をむすぶ「サンライズ出雲」の2種類があり、東京〜岡山では連結されて1つの列車として走る。「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」の…
JR東日本では2010年、グリーン車よりさらにグレードの高い客室「グランクラス」の導入を決め、2011年に東北新幹線で営業運転をスタートさせた。定員を18人までしぼった客室、バックシェルつき座席の採用などで、これまでの新幹線には(個室以外では)なかっ…
「マリンライナー」は、岡山と香川県の高松をむすぶJRの快速列車である。マリンライナーのグリーン席と普通車指定席の荷物置き場の状況を紹介する。 マリンライナーは特急ではないので、運賃のみで乗ることができる。しかし高松方の先頭車(1号車)だけは、…
近鉄の新型名阪特急「ひのとり」に初めて乗車した。 大阪〜名古屋で新幹線と競合していることもあり、昔から完成度の高い車両を投入してくる近鉄こと近畿日本鉄道。「ひのとり」ではすべての座席にバックシェルがあり、後ろの人を気にせずリクライニングでき…
北陸新幹線「かがやき」「はくたか」、上越新幹線「とき」などの車両(E7系)には、客室の中にラック式の荷物置き場がある。 E7系は北陸新幹線の金沢延伸に先立って、2014年3月に東京と長野をむすぶ「あさま」でデビューした車両である。しかし座席の上の棚…
最近の新幹線や特急列車では、インバウンドの追い風を受けて荷物置き場の整備がすすみ、スーツケースなど大きな荷物を持ち込みやすくなった。多くの人が利用する東海道新幹線も例外ではなく、「特大荷物スペースつき座席」(2020年5月〜)や「荷物コーナー」…