特急「きぬがわ」の荷物置き場について

 

特急「きぬがわ」の荷物置き場について

新宿と鬼怒川温泉をむすぶ特急「きぬがわ」は、2006年にデビューしたJR東日本と東武鉄道の共同運行列車である。車両の変更や減便など、紆余曲折ありつつも、20周年を迎えた現在は午前に鬼怒川温泉行き、昼過ぎに新宿行きの1往復が毎日運転されている。特急きぬがわに大きな荷物を載せるかたに向けて、荷物置き場などの状況をまとめる。

特急「きぬがわ」の荷物置き場について 特急「きぬがわ」の荷物置き場について

この車両、元々は他の路線を走っていたお下がりで、設計は1990年代と少し古い。しかし荷物置き場は充実しており、座席の上の棚はもちろん、専用の荷物スペースも6両のうち5か所にある。後述するが座席周りも広々としており、明るい雰囲気の内装と相まって快適である。

特急「きぬがわ」の荷物置き場について 特急「きぬがわ」の荷物置き場について

座席の上の荷物棚は開口部が30cmあり、大きな荷物に対応している。はみ出しは少なく、壁に向かって角度もついているため、落ちる心配はまったくない。

※スーツケースの大きさはこちらに掲載。

 

特急「きぬがわ」の荷物置き場について 特急「きぬがわ」の荷物置き場について

特急きぬがわは全席座席指定だが、荷物スペースの利用に予約は必要ない。客室の中にあるのはうれしいが、荷物を固定するベルトが経年のためかあったりなかったりするので、置き方にはひと工夫が必要なこともある。

特急「きぬがわ」の荷物置き場について 特急「きぬがわ」の荷物置き場について

座席の前後間隔は、110cmという驚くべき広さを誇る。これは、ほとんどの新幹線の普通車より5cm以上も広いことを意味する。厚さ30cmのスーツケースを置いても、まだ足を少し伸ばすことができるくらいだ。ただし車体の断面が卵形に近いため、窓側でも壁にぴったり寄せることはできない。

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荷物スペースは前述したタイプのほか、3段式になっているものもある。真ん中の棚は高さが50cmあるので、筆者のスーツケースも効率よく置くことができた(ただし奥行きが70cmしかないので、大きなものは若干通路にはみ出る)。

さすがにスペースにゆとりがありすぎると判断されたのか、一部の車両は荷物置き場の向かいがパウダーコーナーになっている。サニタリースペースがあまり広くはなく、女性専用トイレもないため、代わりにもうけられたのだと思われる。カーテンもついていて、女性にはうれしい設備のはずだが、使われているのを見たことがない…。